Chantam's Diary

 

Chantam's Diary~発達障害むすこ育児~

自閉症スペクトラム(発達障害)の息子と頑張る日々

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「言葉は心を超えない 」発達障害児育児に必要な心得はコレなんじゃないかなぁ。

こんにちは。

しばらくぶりの更新になりました。

重度自閉症の東田直樹さんについて書いた記事はたくさんの方に読んでいただき嬉しいです。

www.chantam.link

しかし、東田さんの事を書きながら、ウーン、言いたい事や自分の気持ちを言葉に乗せるのは難しいなぁ〜と感じました。

言葉に遅れのある自閉症スペクトラムの息子もこんなもどかしさを感じているのだろうな。

今回は、私達が当たり前に使っている【言葉】について書いていこうと思います。

 

伝達手段である言葉

息子と一緒に通っている療育では保護者の勉強会があります。以前『言語』についての講座で、言葉の1番の役割は伝達手段だということを聞きました。

確かにそうですね。

人間は言葉を話せるから他人とコミュニケーションが取れます。学校の授業なども言葉で伝えられる場合が殆どです。では言葉が話せない人は伝達手段がないかと言うと、そんなことはもちろんありません。

 

言葉以外の伝達手段

発達障害児の場合、言葉の遅れがあることが多く、言葉を話していてもエコラリアだったり、意味のない発語だったりする事もあります。

家庭では子どもが言葉を話さなくても、母親は子どもがどんな気持ちなのか、何を伝えたいのか、何を要求しているのかだいたい分かります。しかし集団に入ると、意思表示として言葉が出ないと困る場面が多いです。だから、言葉以外の伝達手段を身につけさせてあげると良いでしょう。

  • ジェスチャー
  • 手話やベビーサイン(簡単なもの)
  • 絵カード
  • 文字盤

療育では先生達は、伝達手段として、ジェスチャーや絵カード、手話など、とにかく身振り手振りでコミュニケーションをとります。だから発語がない子どもでも数ヶ月すると、ジェスチャーなどで自分の要求を伝えられるようになった子が多くいます。

 

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だから言葉が全てではない

自閉症スペクトラムの息子は言葉が咄嗟に出てこないみたいです。ワンテンポ遅れるというか、『頭の中には伝えたい言葉が浮かんでいるのに、口から出ない』状態だと考えられます。

言葉の遅れは育児をしていると最も気になる項目のひとつです。

でも注目すべきは、言葉が遅れている事ではなく、伝達手段がないという所です。

言葉がでなくても、3歳には3歳なりの感情や気持ちや要求があるからです。そこを理解してあげることが1番重要ですし、そこを親が理解出来れば、言葉が少しくらい遅れていたって気にする程のことではないだろうと私は考えます。

そして、言葉に変わるその子に適した伝達手段を身につけてあげれば、もう言葉がなくても立派に人としてコミュニケーションが取れるのです。

 

さらに言うと『言葉は心を超えない』

「言葉は心を超えない とても伝えたがるけど 心に勝てない」

チャゲ&飛鳥 「say yes」の歌詞より

 

東田直樹さんの事を知り、大きな衝撃を受けました。重度の自閉症で言葉は口から出ないけれど、文字盤やパソコンを使って多くの素晴らしい【言葉】を発信できるのです。

東田さんのお母さんが、我が子が文字に興味のある様子を見て適切な伝達手段を見出したのです。

つまり、言葉が口から出る事よりも、その子に合った伝達手段はもちろん、子どもの気持ちや要求、感情などその子の『心を知る』ことが発達障害児育児には必要なことなのではないかと私は思います。

 

まとめ

言葉は心を超えないから、言葉に言い表せない気持ちも多くあるのが人間だから、大切なのはやっぱり心だと思います。

子ども(発達障害児は特に)は意思表示を正確に言葉で表すのは難しいです。親が理解しようと向き合い努力し続ける事が、子どもにとって長いこの先の人生には必要不可欠ではないかと感じます。