Chantam's Diary

 

Chantam's Diary~発達障害むすこ育児~

自閉症スペクトラム(発達障害)の息子と頑張る日々

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奇声をあげる障害児を見て少し怖いと思いました

自閉症スペクトラムの息子が障害児通園施設に入園しました。障害児通園施設は、障害を持っている子どもが通う幼稚園の様なものです。

ここ数日、新入園児のオリエンテーションなどがあり、母子通園をしています。

 

この園にいる子どもが持っている障害は、息子の様に発達障害の子もいるし、知的障害の子もいるし、ダウン症もいるし、さらにてんかんや心臓病を併せ持っている子もいます。

見た目に障害が分からない子が大半で、一緒に過ごしていても果たして何の障害なのか分からない子もいます。

 

そんなたくさんの障害児を見る機会というのは、関わっていない限りあまりないですよね。仕事として関わっているか、子どもが障害があるか・・・

 

私は今の園に入る前、療育に1年間通っていましたが、そこでもたくさんの障害の子どもと出会いました。

 

でも、そんなたくさんの障害児を見る機会がある私でも、今回入園した所で

「あ、怖い」と思った出来事がありました。

 

園の廊下を息子と一緒に歩いている時、年長さん(身長などで判断)位の男の子とすれ違いました。(先生も一緒に)

すれ違い様に「あぁーーぎゃー〜〜〜〜」と頭を振りながら奇声をあげたのです。その後頭を壁に打ち付けながら、「キィーーー」と奇声をあげていました。先生が追いかけてきて「〇〇君、さぁ行こう」と声をかけるとまた歩き始めました。

 

いきなりの事でもう本当にびっくりして、とっさに息子を自分の後ろに隠しました。

怖いと思ったのです。

 

でもその後ずっとその事が頭から離れなくてモヤモヤした気持ちになりました。

一番初めに思ったのは「あの子のお母さんは大変だろうな」ということ。

そして「何か奇声をあげて頭を打ち付ける理由があの子なりにあるのだろうな」ということ。

 

でも何故「怖い」と思ってしまったのか、それはその子の事を知らないからだと思いました。

おそらく自閉症などの発達障害があるのだろうなというのは分かりますが、特性は一人一人違うので、例えばいきなりパニックになるとか奇声をあげるとか予想すらつきません。

 

でも発達障害に関わっている私は「その子なりに奇声をあげる理由やきっかけがある」というのは分かります。

しかし果たしてそんな障害児のパニックを見た時に、世の中のどれ位の人が「この人(子)なりに理由があるのだろうな」と考えるんだろう?と疑問を持ちました。

 

綺麗ごと抜きで、やはりいきなりだとびっくりするし、道ですれ違った人がそんな言動を始めたら怖いですよね?

もちろん避けるか逃げるかすると思います。

 

でもその後に「何か理由があったんだろうな〜〜」と思える人が世の中に増えたら、障害者への差別や偏見を減らす、少しの力になるんじゃないかなと思ったのです。

 

息子も、思い通りにならないときや不安な時にパニックになり奇声をあげたり暴れたりします。でもまだ小さいから「怖い」とは思われないでしょう。

でも年長さん位の身長の子ども位の大きさになると、怖いと感じました。そういう子の集まりである園の中で、でもです。

 

全ての障害を理解し、思いやりを持つことは到底不可能で、私だって我が子すら謎な部分もあります。

でも「何かある、理由がある」「これがこの人の表現方法なんだ」と知ってもらえると怖いという気持ちは少しは減ります。

 『自閉症の僕が跳びはねる理由』自閉症を本当の意味で受け入れられる本【著者:東田直樹】 - Chantam's Diary~発達障害むすこ育児~

この記事にも書いていますが、色んな言動に健常者と同じく当たり前に理由があるのです。

その表現方法が健常者とは違うのです。

 

「脳は子どものまま、身体だけが大人になったようなもの」と自閉症の事を説明する人もいますが、それは違います。

そう思われても仕方がないかもしれないけど、そうではない事を知ってほしいです。