現在3歳の息子は自閉症スペクトラムで、療育に通っています。
そしてADHDの特性も併せ持っております。
ADHDの特性
よく多動という言葉を聞きますよね。
ADHDの特性は大きく3つに分かれます。
- 不注意
- 多動性
- 衝動性
人によって全て当てはまる場合もあると思いますが、どれか1つだけという場合もあるでしょう。大人になるにつれて、特性の現れ方は変わってくると言われています。
うちの子、落ち着きがない・・
多動なのでは?と思うお母さんも多いと思いますが、2~3歳ぐらいの子は、落ち着きがないのが普通なので、なかなか診断がつかないそう。
4~5歳で落ち着いたとかよく聞きますよね。
だからちょっと落ち着きがないくらいで「我が子はADHDかも」と悩むのはナンセンスです。
私の知っている多動症の子は、とにかく目的がなく動き回るという感じで、本人も疲れているけど止まれない様子です。
息子の場合
- 好きなことに対して夢中になるが、切り替えができない
- 衝動が抑えられず、奇声をあげる
などがADHDの特性に当てはまります。
多動ではなく、衝動性が強い印象です。ダメだと分かっているけど、感情的になったときは奇声を上げるのを抑えられないという場面が多々あります。
ん?アスペルガーの特性と同じでは?と私は思いました。
そうなのです。区別をつけるのが非常に難しいタイプだそうで、小児科の先生にも「もうちょっと大きくなってみないと分からない」と言われました。
発達障害はアスペルガー症候群やADHDや学習障害や特定不能のものなど、様々ですが、どれか1つだけの診断ではなく、複数の障害や特性を併せ持つ場合が多いのです。
さらに、例えばADHDという診断名がついても、その特徴は人によって全然違います。
見極めるのはとっても難しいです。
息子と毎日一緒にいて療育に通い、発達障害について結構勉強したつもりの私でさえ、やっと最近になって、「たしかにADHDもあるかも」と、思い始めたくらいです。
まとめ
発達障害という言葉自体はメジャーになった時代ですが、実態はこんなにも複雑なのです。発達障害児育児をする上で大切なのはとにかく「何に困るか」を気付いてあげる事だと思います。幼稚園や学校、社会に出たときに本人が困らないように、子どもを取り巻く環境を整えたり、適切な接し方やサポートが出来るように親も療育で学べることがたくさんあります。
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