子どもの自己肯定感を高める育児について書いていこうと思います。私の考えや療育の先生からのアドバイスを参考にまとめます。
自己肯定感を高める育児
①親自身の自己肯定感を高める
②小さな事でも褒める スモールステップを積み重ねていく
③叱る時は悪かった行動を叱り、子ども自身を否定しない
④ありがとうを伝える
⑤他の子と比べない
では、一つずつ解説していきます。
①親の自己肯定感を高める
以前の記事にも書いていますが、私自身、非常に自己肯定感が低い人間です。夫はものすごく自己肯定感が高いです。私は自分の自己肯定感が低い自覚があるので、悩んだとき、どうやって接すればいいか分からないとき、夫に意見を求めます。なるほど!と思える考え方に気付くことができます。
自己肯定感の高い人と一緒にいると、自分もだんだん自己肯定感が高まっていくと実感しています。なので、親が卑屈にならない、何事も前向きに取り組むなど、自己肯定感の高い行動を示す。
「親の背を見て育つ」のですよね。
自己肯定感が低いお父さん、お母さんいましたら、まず、自分は自己肯定感が低いのだと自分を認めると良いと思います。
その上で、自己肯定感の高い人に影響を受けたり、自分の自己肯定感を高めるための意識改革をお勧めします。
ありのままの自分を愛する事。
ありのままの子どもを愛する事。
これが自己肯定感を高める育児のベースになります。
②小さなことでも褒める スモールステップを積み重ねていく
これは、発達障害を持つ子の育て方で良く言われている方法なのですが、スモールステップを積み重ねるとは、目標を低く設定するという事です。
例えば靴を履く練習の場合
まず親が靴を履かせます。最後のマジックテープを自分で留めさせる。
これだけで、まず褒める。
いきなり靴を自分で履かせるのではなく、最後の一部が出来ただけで、褒めます。
褒め方は、大袈裟にではなく「よし!出来たね〜」と、この程度でOKです。それだけでも子どもには、認められた嬉しさ、自分で靴を履けるんだという自信に繋がります。
これがスモールステップ。
これを色々な場面で積み重ねていきます。
走り高跳びで考えるといきなりハードルを高く設定し、跳べと言われても無理ですよね?
無理で不安だから、チャレンジしなくなる。これではいつまでもハードルは跳べません。だから、始めは低い所から。
少しずつ自信を付けていくのです。
③叱るときは悪かった行動を叱り、子ども自身を否定しない
「なんであなたはこうなの!」「だめな子ね!」
こんな叱り方ではなく、何故その行動が悪いのかを説明します。
子ども自身を否定する事が続くと、自信をなくします。
悪かった行動を説明して叱り、その場で怒るのは終わり。
短時間ですませ、ダラダラ嫌味を言ったり引きずらない事が大切です。
④ありがとうを伝える
人は誰でも、自分を認められたいという気持ちを持っていると思います。それが色々な事を頑張る原動力になりますね。子どもも同じです。
例えばいちいち大袈裟に褒めなくても、子どもが何かしてくれたとき、
「ありがとう、ママ助かった〜」
これだけで嬉しい!褒められた!と感じます。
「ありがとう」はすごい言葉だなぁ。
どんな小さな事でもありがとうを伝えると、子どもも人に素直に感謝できる人間に育つと思います。この素直に感謝できるというのは、自己肯定感が高い人にしかできない事です。
素直に喜べる子に育ってほしいです。
自己肯定感の低い私は、人からの褒め言葉も疑ってかかりますからね´д` ;
これでは自分が損します。
⑤他の子と比べない
これは、私自身、親にされた事で一番辛かったです。
他の子と比べられると、「私は私で良いのだ」を全否定です。
これは悲しいです。
それでも子どもは親に褒められたくて、認められたくて頑張ろうとします。それがどんなに心の負担になる事か。
それを子どものうちは分からずお母さんに褒められたくて頑張りすぎてしまいます。
人と比べるとキリがありません。
まとめ
子どもの自己肯定感を高める育児方法を書きました。
この方法は、療育の心理の先生に聞いたり、本を読んだり、私の実体験をもとにまとめてみました。
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