今回は発達障害持ちの息子についてです。
息子は現在3歳4ヶ月、自閉症スペクトラムです。
最近気になるところ
- 大人を再び怖がるようになった
- 相変わらずの凄い奇声
- 不器用すぎるのか、未だにスプーンを使えない
- あまのじゃくで癇癪がピーク
- エコラリアがすごい
- 会話がセリフっぽい、もしくはテレビなどで覚えたセリフをそのまま話す
- 相変わらずの偏食
こんな感じです。
大人を怖がるのは、一時期マシになってきていたのに、最近また再燃です。
見知らぬ男の人とかに話しかけられると凄い奇声をあげます。私が視界に入っていたり、手を繋いでいたりすると少しはマシですが、怖がって「抱っこ抱っこ〜」となります。
スプーンはいつも練習させようとしているのですが、そもそも食べることに興味がないので、まだまだ発展途上です。
(自分で食べるぐらいなら食べないというスタンス。)
3歳だったらお箸で上手に食べる子もいるだろうにと、ちょっと焦っています。
最も気になるのが、エコラリアです。
エコラリアとは
即時エコラリア
話かけられた言葉をそのまま返す事。いわゆるオウム返しのことです。
遅延エコラリア
覚えているフレーズ(TVなどで)やセリフなどを、その場の雰囲気、状況に関わらず話す事です。大人でも、統合失調症や認知症などで言語障害が起きたときに出る症状です。
息子の場合
話しかけられた言葉の意味が分からないとき、一部オウム返し(即時エコラリア)が出る場合があります。しかし圧倒的に目立つのが遅延エコラリアの方です。
例えば、私が何か話しかけたのがきっかけで「初めての~アコム~♪」とか言い出したり、スーパーでひたすらオフロスキーのセリフを言い出したりなどです。
オフロスキーのセリフに関しては一部真似をするとかいうレベルを超えて、最初から最後まで完コピです。
突拍子もなく人前でもしゃべり出すので、傍から見ると「変な子」に見えると思います。
遅延エコラリアの意味と理由
- 人の興味を引くため
- その場の状況などに本人的には関連している
- 興奮したときに出る
- 自分を安心させるため
このような理由や意味があるようで、息子の場合は上記の全てに当てはまっています。
エコラリアは言葉の発達段階の1つ
療育の心理の先生曰く、エコラリアは発達障害児が言葉を習得する中で大切な過程であり、周りの大人には意味が分からないけど、本人は何かを訴えていたり、会話をしているつもりのことがほとんどとの事です。
だから話していることに違和感はありますが、止めさせる必要はありません。
それでも以前よりちゃんと会話ができる場面も増えたし、言葉も増えているので成長はしています。
そのうちもっともっといろんな会話ができたり、自分の気持ちを言葉で表せるようになると、エコラリアも減っていくかなと思っています。
まとめ
発達障害児は親から見ると不思議な言動でも子ども本人にとっては意味のある重要な事である場合が多いように感じます。
親が知識を持ってきちんと理解してあげられるのが理想です。