現在3歳半の息子は自閉症スペクトラムです。
※自閉症スペクトラムというのは、アスペルガー、高機能自閉症など、特性の区別がはっきり付かず、曖昧なので近年は自閉症スペクトラムと呼ぶようになったようです。
数字や記号が好きなアスペルガー
息子は割とアスペルガーの要素が強いと思います。
その特性の1つが、変化に弱いことです。
だからか普遍的ものが好きで、それには数字や文字、記号やマークがあります。
数字『1・2・3・4・・・』
記号『〇・✖・△・#など』
マーク『道路標識・矢印・非常口・トイレのマークなど』
これらは普遍的でどこで見かけても大差ない表示ですよね。
息子にとって「あ、知ってる!」と安心できるものなんだと思います。
特に数字が好きで、療育で受けた発達検査では全体的に半年遅れ(言葉など)なのに『数の概念』だけは6歳以上とぶっ飛んでいます。
※アスペでも数字に興味のない子、嫌いな子ももちろんいます。
うちの子、天才か?
1歳半で数字に目覚め、教えてあげると一気に100まで読めるようになりました。読めるだけで数の概念はないだろうと思っていたら、数えたりも出来ていました。
この調子で、アルファベット、ひらがな、カタカナに興味を持ち、2歳前には全て読めるようになりました。
1番好きなのは数字のようで、0〜100までをone・two・three〜〜one hundredと英語でも言えるようになったのも2歳前です。
1歳半というと、そんなに言葉も出ない中、数字や英語での数字はハッキリと声に出して読んでいました。(赤ちゃん言葉交じりです。)
まだヨチヨチ歩き(の頃)なのに、数字や文字が読めて、さらに数の概念も分かるなんて、発達がアンバランスすぎます。
発達障害の特性だったのです
この数字に目覚めた事がきっかけとなり、私は息子の発達障害を疑い始めたのです。
アンバランスすぎて違和感ありありです。
変化に弱いアスペルガー、数字や文字は、人の気持ちなどとは違って変化がないから好きなんです。変わらない事に安心するようです。
さらに「興味のかたより」「好きなものへの執着心」の特性も相まって、とにかく文字にハマるハマる!
1歳半〜2歳までの半年間は数字や文字ばかりにこだわっていました。
どこに出かけても看板などで数字を見つけると興奮し、駐車場では並んでいる車のナンバーを読み上げたり、レストランのメニューに書いてある数字を読んだり、スーパーの値札の数字が気になったり、とにかく数字に取り憑かれていました。
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いわゆる一般的な事には興味がない
2歳とか3歳頃の男の子というと、トミカとかプラレールとか踏切とかが好きな子が多いと聞きますが、息子はぜーんぜん興味なし。
おもちゃで好きなのはボールやビーズです。
小さくて丸い物にこだわりがあります。
たし算も出来るように
2歳半くらいにはたし算が出来るようになりました。指やボールを使って見せながらですが、一桁のたし算が出来るようになりました。
現在3歳半の息子は、2桁の数字も足したり引いたりが出来るようになってきました。
息子との遊び方
息子と遊ぶときの例です。
我が家にはビー玉が50個くらいあるので、それを使います。
◇「じゃあこのクマさんのケースに23個、ママのお手手に12個入れてくださーい!」
◇「ママのお手手には10個のビー玉があります。これを25個にして下さーい!」
◇「ママのお手手に25個のビー玉があります。これを12個にして下さーい!」
こんな遊び方が大好きです。数えたり、足したり引いたりが楽しいみたいです。
まとめ
数字や文字やマークなど普遍的とは対照的に、常に変化するもの、それは「人の気持ち」です。
アスペルガーは人の気持ちを読むことが苦手だとよく言われます。
これから集団生活が始まったら、お友達とのトラブルは避けて通れないだろうと覚悟しておかなければ!!
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