こんばんは。
大人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で、『みくり飯』として、瓦(かわら)そばが話題になっているようです。
私が住んでいる所では、瓦そばは珍しくありません。夕飯のメニューを何にしようかしら?と迷ったときは「瓦そばにするか!ラクだもん。」って感じです。
関東の方などではあまりメジャーではない?
今日たまたま夕飯が瓦そばだったので、家庭で作る瓦そばをご紹介します。
写真は今日私がフライパンで作ったものです。
瓦そばとは?
熱々の瓦の上に茶そばと具材を乗せて、温かい麺つゆにつけて食べます。
山口県が発祥の地です。
家庭で作る場合
家庭では、瓦には乗せません。瓦を食器として持っている人もいるかもしれませんが(?)私は持っていません。フライパンか、ホットプレートで作るのが一般的かと思います。
フライパンで作ったら、お皿に移さずそのままドンッとテーブルに置いて食べるので、すごく楽です。具材のトッピングで見た目も華やかですよ。
ではさっそく!
このような瓦そばを手軽に作れるセットがスーパーに売っています。だいたいどこのスーパーでも見かけます。
中身は、3食分の麺とつゆが入っています。すごく楽チンで、ありがたい!しかも美味しい!
3食分ですが、夫と私は2人で全部ペロリといけます。1つ分の麺の量が少ない気がします。
瓦そばセットがない場合
このような瓦そばを作るキットがない場合は、麺は茶そば(乾麺など)、つゆは普通の麺つゆでいけます。ちなみにこのキットが近くのスーパーで売っていない場合でも、アマゾンや楽天などのネットでも買えます。
具材の説明と味付け
- 牛肉
- たまご
- 大根
- 刻み海苔
- ねぎ(薬味ねぎ)
- レモン
上に乗せる具の材料は以上です。
■牛肉は砂糖・醤油・みりんで煮込みます。煮込んだ後一度冷ますと味が落ち着き、しっかり染み込みます。こちらでは少し甘めにするのが一般的です。煮込まずに炒めて味を付けても良いです。
■たまごは錦糸卵を作ります。錦糸卵も気持ち甘めに作るのがこちらでは一般的です。写真で分かると思いますが、我が家の錦糸卵は極太です。細く作るのが面倒くさいという理由です。
■大根は大根おろしにします。
■レモンは薄めの輪切りにします。
作り方
麺をフライパンで炒めます。乾麺などを使った場合は、もちろん茹でてから炒めてくださいね。
炒めた麺の上に、刻み海苔をばら撒きます。その上に牛肉と錦糸卵をばら撒きます。その上にレモンを置きます。レモンの上に大根おろし(水分を軽く切って)を乗せます。以上で完成です。
具材を乗せている間、麺は弱火にかけたままで良いです。少し焦げそうになるくらい下側の麺がパリパリした方が美味しいです。かた焼きそばのイメージです。
大根おろしではなく、もみじおろしを使う方も多いみたいですね。
我が家は食べるときに大根おろしの上に一味を振って食べます。
一味を振った状態の写真を撮り忘れましたが、赤い色が入るので、さらに見た目も良いです。
具材の並べ方について
上の説明で、刻み海苔と牛肉と錦糸卵とネギをばら撒くと書きましたが、この写真では綺麗に並べています。
真ん中が牛肉で上にレモン、その両サイドにネギ、更に両サイドに錦糸卵というふうに並べると見た目が綺麗です。
でも家庭によっては、刻み海苔を1番上にばら撒く場合もあるし、麺→たまご→牛肉と重ねる場合もあります。
お好みで、そして適当で大丈夫です。
食べ方
このフライパンをそのままドンッとテーブルに置いて、各々麺つゆにつけて食べます。
レモンとかどうするの?と思いますよね?
我が家では麺つゆの中に、まず、レモン&大根おろし(一味付き)をつけます。つゆの中でレモンをお箸でザクザクするとさっぱり感のある味になって食べやすいです。
残りの具は適当に混ぜて食べます。
ポイント
ポイントはやはり、麺を炒めることですね。茶そばの良い風味が引き立ちます。麺は一部がパリパリになるくらいの方が断然美味しいです。本場の瓦そばも、熱々の瓦に麺を乗せるので、下の方はパリパリです。
フライパンではなく、ホットプレートで作る場合は、食べている間も加熱し続けると、最後の方の麺がパリパリになって美味しいですよ!
もう1つのポイントは、牛肉・錦糸卵・つゆを少し甘めにする事です。甘さ加減はお好みで良いのですが、本場の瓦そばも少し甘めになっています。
まとめ
私の周りでは非常にメジャーで有能な瓦そばです。夕飯に迷ったときは、簡単なのでおすすめです。
家で作ったことがない方はぜひ1度作ってみてくださいね(^^)