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▪2018年10月更新
現在4歳の息子は自閉症スペクトラムです。
3歳のときに専門医(療育センターの内科の先生)に診断されました。
- 診断が曖昧(グレーゾーン)のまま不安
- 子供の発達障害を疑っている
このような状態でモヤモヤしている保護者の方は多いと思います。
前半は「疑い始め~療育センターへ」編です。
診断までの経緯
まずは簡単に経緯を書いていきます。
■1歳半 → 私が違和感を感じ出す
■2歳過ぎ → 自治体の子育て相談に行く
■2歳半過ぎ → 発達検査後、療育センターへ
■3歳直前 → 週2回の療育開始
■3歳10か月 → 診断
■4歳 (年少)→ 障害児通園施設に入園
※2018年10月現在も同じ所に通っています!年中さんになりました。
簡単に流れを書くとこのようになります。
疑い始めから現在までのことを、特性や私の気持ちを交えつつ詳しく書いていきます。奇声や偏食や感覚過敏など、これぞ発達障害の特性!エピソード満載です。
発達障害を疑い始めたきっかけと赤ちゃん期
発達障害を疑い始めたのは1歳半頃です。1歳半検診では引っかかりませんでした。発達障害を疑い始めたきっかけは、数字に執着するようになったからでした。
カレンダーやスーパーなどで数字を見ると、異様に興奮した様子の息子。
あれ?なんか変じゃない?と思いました。インターネットで【1歳 数字が好き】と検索しました。
※こちらの記事にさらに詳しく書いています↓
思い返してみると、赤ちゃんのときもすごく大変なことが多かったんです。寝ない、食べない、飲まない、奇声・・・初めての子育てだったので当時は「こんなもんかな」と思っていましたが、今思うと普通じゃなさすぎでした。
感覚過敏から、離乳食が進まない、白ご飯しか食べない、掃除機の音に泣き叫ぶ、極端な人見知り・場所見知りもありました。
自治体の子育て相談へ
2歳すぎ(暗黒期)違和感ありありの息子、とにかく奇声をあげ、外出も億劫な時期でした。
執着していた数字も、この頃には100まで覚え(英語でも言える)、ひらがな・アルファベットも覚えていました。
警戒心と不安感が強く、話しかけられると奇声をあげ、慣れない場所でも奇声をあげ・・・ついに私の心が折れた出来事があり、子育て相談に電話しました。
※心折れた出来事はこちらの記事へ↓
電話で話を聞いてもらい、面談の予約を取りました。これだけでも気持ちがすごく楽になったのです。
療育センターを紹介される
自治体の面談と、その後様子見のため、月1回の親子教室に通いました。3回通ったあと、専門家の先生(心理士さん)と面談があり、発達検査を受けました。検査の結果、発達の凹凸が大きい・極端に偏った興味(数字)・感覚過敏などの特性で療育センターを紹介されました。
この時点で、2歳半くらい、暗黒期は続いていました。
早期療育へ繋がった
思えばここが大きな選択のときでした。
「療育センターに行ってみますか?息子さんはまだ小さいので、このままもうしばらく様子見しますか?」
心理士さんにこう聞かれたとき、一瞬迷いました。が、もう母親としての自信も崩壊していてノイローゼ気味だったので、「このまま様子見、無理!!」と療育センターに通う道を選びました。
あくまでも「親の選択次第」な所は大きいです。発達障害は「親が認めれば」障害ですが、そうでなければ健常児です。困るのは子ども本人なのにね。
療育センターへ踏み込む
療育開始までは、
- 療育センターに面談に行く
- 定員オーバーですぐには療育は開始できない
- センターの内科を受診(予約待ち長い)
- 障害児受給者証の発行手続き
- 続く暗黒期
など、忙しかったです。
公的な療育機関なので、定員いっぱいですぐに療育が始められなかったり、内科の予約が数か月待ちだったり、受給者証というものを初めて知ったり、色々な情報を知り何かが大きく変わっていった時期でした。
息子はと言うと、奇声・偏食・感覚過敏・数字への執着など、相変わらずでした。逆さバイバイ(手の平を自分に向けて手を振る)や、クレーン(私の手を使っておもちゃを取るなど)といった自閉症の特性が強く出たのもこの頃です。
※受給者証について↓
一旦まとめ
長くなったので、続きは次の記事に書きますね。(療育に関しては、いくつか記事を書いていますので、良かったら過去記事を見てみてください!)
※過去記事一覧はこちら↓
記事一覧 - Chantam's Diary~発達障害むすこ育児~
ここに書いてある息子の特徴と当てはまるからといって、発達障害だとは限りません。ここ最近テレビで発達障害の特集があったり、発達障害がメジャーになってきているので、「うちの子、発達障害では?」と過剰に不安になる保護者の方が増えているそうです(園長談)。
でも2~3歳位の時期は、
- 好き嫌いがあって当然(偏食)
- 好きなものに熱中する(こだわり)
- 自己主張・わがままは当然ある
- 落ち着きがない(多動っぽい)
- 言うこと聞かない(言葉が通じない?)
など、発達障害の特性か?と疑いたくなるような時期です。心配しすぎて極端に不安になりすぎないようにしてくださいね!
親が不安で心配しても、目の前の子どもが急に変わるわけではありません、今だから言えるのですけど。
気になることがある場合は、自治体の福祉課や、児童相談所の電話相談をおすすめします。専門の人に話を聞いてもらうと、何となく気持ちがすっきりします。
では、後半の「療育開始~現在まで」の流れをまた更新します。
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