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5歳年中さんの息子は自閉症スペクトラムです。夫は息子の特性を理解していて、夫の性格上ありのままの息子を受け入れ、非常に協力的なのでありがたいです。
今回は夫と息子の関係、夫が息子に与える影響について書いていこうと思います。
男の子は父親から社会性を学ぶ
「男の子は父親から社会性を学びます。特に6歳くらいからは父親の影響は大きくなります。」と昔読んだ育児書に書いてありました。そのときはピンとこなかったのですが、最近はなんとなく分かる気がします。
おそらくここでいう社会性とは、現時点では世の中の社会のルールなどではなく、家庭内を中心とする子供の社会であって、例えば、人に対する接し方だったり、自分の置かれた状況だったり、時には父親がライバルとなり「思い通りにはいかない・パパにはまだ勝てない・・・」などと実感する事だと私は考えます。
パパに認められる特別感
例えば上手にぬりえが出来たとして、それを「ママ見て!」と見せてくれるので私も思いっきり「上手にできたねぇ」と褒めるのですが、それよりも夫が「お!すごいじゃん!」と褒めた時の方が遥かに嬉しそうだったりします。
ママの愛情が確固たるものであるのは分かっているので、それよりも【パパに褒められた】【パパに認められた】の方が息子にとっては自信に繋がっていると思います。
そんな存在のパパのママに対する態度
なので、夫の私に対する態度はかなり息子に影響を与えています。
夫は私に「chantamちゃん、ありがとう」とか「chantamちゃんには感謝している」とか「ママのおかげでおいしいご飯が食べられるんだよ」とかを自然にいつも言ってくれます。
だから息子も「ままありがとう」という言葉を自然に言うのです。
これってすごいことだと思います。子供に対して大人が「ありがとうは?!」と言ってありがとうを言わせるのでは意味がないですよね、いろんな場面で。
息子は自閉症スペクトラムなので、いろんな言葉や挨拶をテンプレート通りに決まった場面でしか言えません。でもそんな特性の息子でも私に対してはいろんな場面で自然に「ままありがとう」を伝えてくれるのです。これは家庭内という小さな社会の中で、パパの姿を見て息子に身についたことの1つなんだと感じます。そしてそんな姿勢を息子に見せてくれる夫には感謝ばかりです。
まとめ
夫の妻に対する態度、これは子どもに大きく影響を与えると考えられます。今は家庭という小さな社会ですが、もっと大きな社会が広がってくると、例えば店員さんに対する態度だとか、お友達に対する態度だとか、この基礎のほとんどは家庭内での大人、つまり我が家の場合でいうと影響力の大きい夫から学んだことが表れてくるでしょう。
『親の背を見て育つ』って、つまりこういう事なのかなぁと感じる今日この頃です。
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色々感動する😭 pic.twitter.com/RE52qd0cQ0
— ちゃんたむ♪発達障害児育児 (@chantam9) 2018年8月3日